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当日は、朝方までかなり激しい雨が降り、演奏も危ぶまれたが、特設ステージには屋根もかけられ、スタッフの方々の苦労がうかがえた。 その準備のかいもあってか、昼近くには雨はあがり、また時折青空も顔をのぞかせ、結果なかなかいいコンディションとなった。 さて、雨上がりということで客の入りは徐々に増えてきた。我々の演奏は少々早い時間であったことから、まだ目が覚めぬフクロウ状態であったが、PAシステムの音もよく、まずまずの演奏が出来たのかなとは思う。 課題は、本来客と一体となったライブが理想とされるところであるが、連日の演奏の疲れなのか、ノリの悪さが原因で、ドライブ感が欠ける演奏であったこと。これではスピーカーから流れるただのBGMに過ぎないなと感じた。 客が入ればテンションが上がるのか、テンションが上がれば客が入るのか。出来れば後者が理想とは思うが、場に応じた演奏を今後身につけたいものである。 |
